ケーススタディ #0004
相続放棄検討実家を継ぐ人がおらず、相続放棄を検討
女性
本記事は、公開されている情報をもとに、実家じまいの参考事例として編集部が再構成したケースです。個人を特定できる情報は伏せ、内容の趣旨を変えない範囲で一部表現を編集しています。
実家との距離
他県居住
親の状況
父のみ健在
相続状況
未相続
抱えていた悩み
体験者の声
やってよかったこと
父が元気なうちに、実家の将来や相続放棄の可能性について家族で話し始めたことです。相続が発生してから慌てるのではなく、事前に相続順位や手続きの流れを確認できたことで漠然とした不安が少し軽くなりました。
後悔したこと
父自身は実家への未練がないものの、「自分が亡くなった後に考えてくれればいい」と実家じまいを先送りにしていたことです。その結果、具体的な売却や処分の準備が何も進んでおらず、将来の負担が子ども世代へ残る可能性が高くなっていました。
当時の自分へのアドバイス
相続放棄を前提に考えるのではなく、まずは親が元気なうちに実家をどうするのか家族で話し合うべきです。農地や広い土地がある場合は売却や処分にも時間がかかるため、相続発生前から準備を始めることが重要です。

実家を継ぐ予定の人がいないケースでは、「相続放棄すれば解決する」と考えられがちですが、実際には相続順位に応じて親族へ権利や義務が移る可能性があります。特に農地や広い土地を含む実家では、処分や管理のハードルが高くなることも少なくありません。実家じまいは相続発生後に考えるものではなく、親が元気なうちから家族で将来の方針を共有し、選択肢を整理しておくことが重要です。