「支払いをもっと長く先延ばしにしたい」「分割して資金負担を分散したい」そんな欲張りな要望に応えるBNPLサービスがBlueBank請求書あと払いです。
BlueBank請求書あと払いは、BlueBank株式会社が提供するBNPL(Buy Now Pay Later)サービスで、他社にはない最大110日という業界最長水準の支払い猶予を実現できる点が最大の特徴です。3回分割払いを活用することで、通常60日が上限の他サービスを大きく上回る資金繰り改善効果が期待できます。
その一方で、利用には自社発行のVISAカードが必要であること、登記簿・決算書の提出が求められること、そして個人事業主は対象外であることなど、他サービスとは異なる特徴があります。この記事では、BlueBankの強みと注意点を正直に解説し、どんな企業に向いているサービスなのかを明確にします。
BlueBank請求書あと払いの基本スペックと特徴

| 運営会社 | BlueBank株式会社 |
|---|---|
| 手数料 | 3.5%(1回払い)/ 6.8%(3回分割) |
| 振込スピード | 最短当日 |
| 対応ブランド | ※自社発行カードのみ |
| 審査 | 有り(撮影またはアップロード) |
| 調達・借入可能額 | 上限なし ※カード枚数・限度額まで |
運営会社の特徴

BlueBank請求書あと払いは、法人向けの金融サービスに特化したBlueBank株式会社が運営しています。審査・与信管理・書類審査という従来型の金融機関に近いアプローチを採用しており、しっかりとした与信審査を経た上で高額・長期の資金調達を可能にする設計になっています。「スピード重視」よりも「高額・長期活用重視」の経営者向けに設計されたサービスと言えます。
手数料について
手数料は利用方法によって異なります。1回払い(最大30日)は3.5%、3回分割払い(最大110日)は6.8%です。3回分割払いは手数料が上がりますが、その分最大110日という業界最長水準の支払い猶予を得られます。大型案件で長期の資金繰り改善が必要な場合には、このコストを「資金調達コスト」として検討する価値があります。
利用可能金額
最大1,000万円まで利用可能です。他のBNPLサービスがカード枠内という制約があるのに対し、BlueBank請求書あと払いは独自の枠設定で大口利用にも対応しています。
BlueBank請求書あと払いを利用する3つのメリット
① 業界最長水準・最大110日の支払い猶予で大型案件の資金繰りを解決
BlueBank請求書あと払いの最大の強みは、3回分割払いを活用した場合の最大110日という支払い猶予期間です。

他のBNPLサービスの上限が60日であるのに対し、BlueBank請求書あと払いは110日まで支払いを延ばすことができます。この差は大型案件を抱える企業にとって非常に大きな意味を持ちます。
具体的な仕組みを見てみましょう。3回分割払いを選択した場合、1回あたりの支払い額を3分割し、それぞれのタイミングで後払いすることで、最初の支払いから最後の支払いまでの期間が最大110日に広がります。大型の設備投資、長期工事の原価先払い、まとまった外注費など、「回収まで3〜4ヶ月かかる」という案件への対応力は他サービスの追随を許しません。
銀行の短期融資と異なり、借り入れではないためバランスシートへの影響もありません。財務状況をクリーンに保ちながら、大型案件の資金繰りを乗り越えられる点が法人経営者に評価されています。
② 最大1,000万円の大口利用に対応
他のBNPLサービスの多くは「カード枠内」が上限であり、クレジットカードの限度額によって利用できる金額に制限があります。一方、BlueBank請求書あと払いは独自の審査・与信により最大1,000万円まで利用可能です。
大規模な工事費用、設備投資、まとまった仕入れ費用など、数百万〜1,000万円規模の支払いが発生する企業にとって、これは大きな違いです。通常のクレジットカード枠では到底カバーできない金額でも、BlueBank請求書あと払いなら対応できる可能性があります。
もちろん、利用可能額は審査結果によって決まります。登記簿・決算書の提出が必要な分、審査を経て高い枠を獲得できれば、他サービスでは代替できない資金調達手段として機能します。
③ 当日振込対応でスピード感も担保
審査や書類提出が必要なサービスでありながら、最短当日での振込対応も実現しています。
「しっかりした審査がある=時間がかかる」というイメージを覆す点です。一度審査・登録が完了していれば、2回目以降の申請はスムーズに進み、当日振込での対応も可能です。定期的に大型支払いが発生する企業であれば、初回の審査を乗り越えることで、継続的に即日対応の恩恵を受けられます。
【重要】BlueBank請求書あと払いの審査・注意点と他サービスとの違い
BlueBank請求書あと払いは他のBNPLサービスと異なる特徴がいくつかあります。利用前に必ず確認してください。
利用できない方・利用条件
- 個人事業主は利用不可
BlueBank請求書あと払いは法人のみを対象としています。フリーランスや個人事業主の方は他サービスをご検討ください。
- 登記簿・決算書の提出が必要
他のBNPLサービスのほとんどが「登記簿・決算書不要」である中、BlueBank請求書あと払いは書類提出が必要です。準備に時間がかかる場合があります。
- 自社発行のVISAカードのみ対応
BlueBankが発行するVISAカードしか使えません。既存のクレジットカードはそのまま使えず、BlueBankカードを新たに作る必要があります。
審査落ちの主な原因
- 決算内容が審査基準を満たさない
直近の決算で赤字が続いている、債務超過状態にあるなど、財務状況に問題がある場合は審査が通らない場合があります。
- 登記簿・決算書の内容に不備がある
提出書類が最新のものでない、記載に不備がある場合も審査に影響します。
- 設立直後の法人
創業年数が短く決算実績が少ない場合、審査が厳しくなることがあります。
利用できない請求書の例
- 給与・賞与などの人件費
- 金融機関への返済・ローン
- 税金・社会保険料などの公的費用
- 個人間取引や領収書ベースの支払い
他社BNPLサービスとの徹底比較
BlueBank請求書あと払いの立ち位置を明確にするために、主要な競合サービスと比較してみましょう。
比較のポイント
手数料の安さだけを比較すると、Fintoカード払い(2.0〜2.5%)やDGFT(3.0%)に軍配が上がります。一方、最大110日の支払い猶予・最大1,000万円の大口利用という2点はBlueBank請求書あと払い独自の強みで、他サービスでは代替できません。
実際の利用者によるリアルな口コミ・体験談
事例1:建設・土木工事業(従業員45名)
「大型の橋梁補修工事を受注したのですが、資材費や外注費の先払いが工期の関係で完成・精算まで4ヶ月近くかかることが判明しました。銀行融資では審査に時間がかかりすぎる、でも他のBNPLは60日が上限で足りない。そこでBlueBank請求書あと払いの110日分割払いを使いました。決算書の提出など準備は必要でしたが、一度審査が通ってからは使いやすく、4ヶ月の資金ギャップを乗り越えられました。大型案件には欠かせないツールになっています。」
事例2:医療機器・設備販売業(従業員18名)
「医療機器の仕入れは1件数百万〜1,000万円規模になることがあり、これまで都度銀行の短期融資を使っていました。BlueBank請求書あと払いは最大1,000万円まで使えると知り、試してみたところ想定した枠をしっかり確保できました。手数料はゼロではありませんが、銀行融資の手間・時間・担保設定などを考えると十分メリットがあります。書類準備は最初だけで、2回目以降はスムーズです。」
両事例に共通するのは、「60日では足りない長期案件」や「カード枠を超える大口利用」という、他のBNPLサービスでは対応できないニーズをBlueBank請求書あと払いが解消しているという点です。
BlueBank請求書あと払いの登録・利用の流れ(3ステップ)
申し込みから振込完了まで、手続きを解説します。他サービスより準備が必要ですが、一度完了すれば継続利用がスムーズになります。
STEP 1:会員登録・審査書類の準備(所要時間:数日〜1週間程度)
公式サイトから会員登録を行います。法人情報・代表者情報の入力に加え、登記簿謄本・直近の決算書の提出が必要です。書類の準備に時間がかかる場合があるため、利用を検討している方は早めに着手することをおすすめします。審査結果は書類確認後に通知されます。
STEP 2:BlueBankカードの発行と請求書のアップロード
審査通過後、BlueBankが発行するVISAカードを受け取ります。支払いたい請求書をアップロードし、1回払い(3.5%)か3回分割払い(6.8%・最大110日)かを選択します。
STEP 3:審査・振込(最短当日)
申請内容の確認後、最短当日で取引先への振込が完了します。振込完了の通知はメールで届きます。振込は自社名義で行われるため、代行サービスの利用を取引先に知られる心配もありません。
まとめ:BlueBank請求書あと払いはどんな企業におすすめ?
BlueBank請求書あと払いは、以下のような経営者・企業に特におすすめです。
- 工期が長く、完工まで3〜4ヶ月以上かかる建設・製造・プロジェクト型ビジネスの方
- 1件数百万〜1,000万円規模の大口支払いが定期的に発生する法人
- 銀行融資の審査・担保設定の手間を省き、BNPLで柔軟に対応したい方
- カード枠内という制約を超えた資金調達手段が必要な方
- 60日では資金ギャップを埋めきれないと感じている方
BlueBank請求書あと払いは「大きく使える・長く使える」という点で、他のBNPLサービスとは明確に異なるポジションを持つサービスです。大口・長期案件を抱える法人経営者にとっては、銀行融資に代わる有力な選択肢となり得ます。
まずは公式サイトで登録要件と審査書類を確認してみましょう。

